リチャード・オーウェンス

出身不明の監察医の男性。
ジェームズ・ガラント（キャラクターサ行）とは同い年の同僚。

性格は穏やかで気さく。
ただ、仕事内容を公衆の面前でしゃべったり親父ギャグをかましたりするのが玉に瑕。
孤児であり幼少は児童養護施設にて生活を送り、後養子にもらわれた。
ジェームズと同様に別人格を持っているが二つの世界観に登場するキャラクター（後述）であるのでジェームズたちの世界では別人格は出てこない。
ベン（キャラクターハ行）はパートナーである。
すらりと高い背に少し目にかかったブロンド、真っ黒のスーツが特徴。

※PH世界、OPW世界の二世界に登場するキャラクター
世界観はカテゴリー各世界観参照。

PH世界では温厚な監察医として登場する。
しかしOPW世界では悪魔と人間の混血児として悪魔を食い殺すクラッシャーとして登場する。
またこの世界の中では混血児特有の病気で心身ともに衰弱し、ベンと共に心中をしてしまう。



世界観PH系統、OPW

ミック・カートン

ケンタッキー出身の男性。インターンからあけて間もない医師。専門は外科。
ジェームズ・ガラント（キャラクターサ行）の後輩である。

性格は明るいが、しばしば自身を過信しがちである。
ハリー・メイスン（キャラクターハ行）とは遠い親戚で幼少のころ一シーズン共に過ごしたことがある。
七三で女性っぽい顔立ちが特徴。



世界観PH系統

ハリー・メイスン

ゾーイ・ブラハム（キャラクターサ行）と同じくオハイオ出身の男性。軍人。
彼もまたベトナム帰還兵であるが心的な後遺症は見られない。
しかし撤退時に重傷を負い右腕と左足を失った。
現在は義足と義手でその不足を補い軍に復帰している。

性格は大雑把で面倒ごとを嫌う。
が、なんだかんだで面倒見がいい。
ゾーイとは幼馴染で親友である。ミック・カートン（キャラクターマ行）とはパートナーである。
短く刈り上げた髪に右目の眼帯、着崩した軍服が特徴。



世界観PH系統

ゾーイ・ブラハム

オハイオ出身の元軍人。
ベトナム戦争の帰還兵でPTSDに悩まされている。
退役後は職には付かず治療に専念している。

性格はのほほんとしているが仲間や恋人に対する情が厚い。
また父親がパティシエでかつ大家族であり甘いものとこどもが大好き。
ジェームズ・ガラント（キャラクターサ行）とはパートナーである。
ハリー・メイスン（キャラクターハ行）とは幼馴染で親友である。

※別世界のイーヴ（キャラクターア行）は実はゾーイを基に再構築されたキャラクター。



世界観PH系統

ジェームズ・ガラント

カリフォルニア出身の医師。専門は外科。
元陸軍勤務。戦地へ軍医として赴いたこともある。
除隊後はNYの大学病院に勤め、MSFに参加などもしている。

性格は頭脳明晰で冷静沈着。
ただ別人格のジェイソンは乱暴者で手に負えない。本人もこのことでひどいストレスを抱えている。
解離性同一性障害になってしまった原因は幼少期の父親からの虐待である。
ゾーイ・ブラハム（キャラクターサ行）とはパートナー。リチャード・オーウェンス（キャラクターラ行）とは同じ年で友人である。
据わった目と適当に伸ばした黒髪が特徴。



世界観PH系統

へザー・ドルイット

本名はへザー・マークサイド。NY出身の元ストリッパーの女性。
元夫に自分の娘をレイプされた上で殺された過去を持つ。
性的倒錯者を次々と手にかけていくギルバート・シュタイン（キャラクターカ行）に加担し、部下の一人として殺害を手助けする。

性格は豪快でたまに下品であるがとても母性があり、こどもを心から愛している。
ギルバートにいつまでも手を貸すのは自分の娘のように幼少期に心身ともにひどい傷を負った彼を憐れに思っての行動のようだ。
中分けのショックピンクの長髪と濃いメイクが特徴。



世界観PH系統

元木桜子

日本出身のトランスジェンダー（MtF）の女性。元の名は元木興三郎。
ドイツ人と日本人のハーフで、日本語とドイツ語を話すことができる。
アリアドネ・リベラーバ（キャラクターア行）、ユカリコ・アルギム（キャラクターヤ行）の後輩にあたる看護士。
ペルシア・アルマン（キャラクターハ行）とは同期である。

性格は一見天然でお花畑が見えそうであるが、やるときはやる。
アリアドネはパートナー。またユカリコは親戚である。



世界観PH系統

ペルシア・アルマン

ドイツ出身のトランスジェンダー（FtM）の男性。
アリアドネ・リベラーバ（キャラクターア行）の後輩の看護士である。
反抗的な部分は多々見られるが頼れるリーダーでもある。

性格はまじめでしっかり者であるが人よりも男らしく振舞うためにわざと反抗的になる部分がある。
自分の内面の性を隠して幼少を過ごしたが思春期になるにつれて耐え切れなくなり祖父らに打ち明けたが認めてもらうことはできず、家を出ることを余儀なくされた。
途中アリアドネ・リベラーバ（キャラクターア行）と出会い、面倒を見てもらうことになる。
後に性転換手術も受け、また本人も筋力トレーニングを欠かさないので見た目はまったく男である。
ただ本人は恋愛ごとには関わりたくないようである。
オールバックにした金髪、したまつげの濃い碧眼が特徴。



世界観PH系統

ギルバート・シュタイン

またの名をギルバート・グラースファ。
無免許精神科医である。
ロボトミーと称した非道な手口で性的倒錯者を殺害、または植物状態にしている。
数人の部下を従え世界各地を移動している。

性格は実は悲観的である。
アリアドネに唆され兄クラウス・シュタイン（キャラクターカ行）は死んだのだと思いつつも、自身は兄に捨てられたのだとも思っていた。
また、兄と同じくHIV感染者である。
兄とは反対の色の短い黒髪にまつげの濃い瞳、義足をつけた左足が特徴。
（企画登場時は口以外を覆う顔マスクが特徴）



世界観PH系統

クラウス・シュタイン

ドイツ出身の医師。専門は精神科。
医師免許取得後ヨーロッパ各地を移動しながら独自の研究を重ねる。
晩年は性的倒錯者の治療と更生を目的とする精神科専門病院を開院し、患者の治療に尽力していたが自身は潜伏期間から醒めたHIVウイルスに侵されついには亡くなってしまった。

性格は非常に穏やかで笑みを絶やさない。
弟であるギルバート・シュタイン（キャラクターカ行）のことをこよなく愛していた。
その弟をひとり残して医師を志したのは性的倒錯者である実父の治療を果たすためであった。
弟も自身も被害を受けており、またHIVウイルスの感染も実父からである。
短い金髪にまつげの濃い瞳が特徴。



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